成長と期待と感謝を胸に ~ 一年間の「ありがとう」 ~(4年1組)
2月28日、「十歳の祝」を挙行しました。十歳という節目に、子供たちは何を思い、何を感じたのでしょうか。「十歳の思い」発表の中で、三つのことを誓いました。一つ「命を大切にすること。」、二つ「友達を大切にすること。」、三つ「感謝の気持ちを忘れないこと。」、これらは、人として生きる上であたりまえのことです。しかし、「あたりまえ」のことをあたりまえのように過ごしている毎日に、感謝の気持ちをもつことは、とても難しいことだと私は思います。だから、「あたりまえ」をあたりまえだと思わないように、感謝の思いや願いを言葉として表します。子から親へ。そして、親から子へ。普段は言葉にすることのない思いや願いを伝え合うことで、お互いが必要不可欠な存在だと改めて気付くことができたのではないでしょうか。子供たちはどんどん成長します。将来の夢に向かって挑戦し続けます。そして、やがては親の元を離れ、自分たちの人生を歩んでいきます。私は、今、目の前にいる子供たちと、「あたりまえ」に過ごすことができるうちに、あふれんばかりの「感謝」を言葉で伝えようと決めました。その時々の感謝ではなく、私がいる教室に一年間も来てくれたことへの感謝をこめて、「ありがとう。」と。